TOP > 令和7年度 第1回泊親会強化選手合同稽古会(高野の森ワクワクビレッジ)



令和7年7月5日土日)に日本空手道泊親会に所属する各道場・団体の選手たちが集まり、合同強化練習会が行われた。 今回は八王子市にある「高尾の森ワクワクビレッジ」での稽古会だ。 廃校になった高校をリフォームして地域の人たちが運動ができ、宿泊施設もある建物をお借りした。
最初にこの稽古会の趣旨、説明、挨拶がありこの日に集まった選手たちは「形稽古をする選手たち」と「組手稽古をする選手たち」に別れ、今日一日ひたすら稽古に励む。 先生たちも一所懸命に指導をするから、選手たちも真剣だ。
↑上の選手たちは、今年、形の部で全日本小中学生空手道選手権大会に出場が決まった選手たちだ。 きっと、この選手たちの中から今年の全国大会で入賞する選手がでるであろう。 なんたって、一日中、形の稽古をするんだから。
組手の稽古選手たちも動き出した。 まずは、走り回って体を温める。 と、言っても外はそれなりに暑い・・・こんな暑い日に一日中稽古なんて・・・凄いねぇ・・・。 稽古を指導するのは現役の大学生や一般の大人たち。 あと、審判の目からも見られるようにと、審判の先生たちも指導についてくれました。
合同練習会って良いですね。 普段は同じ道場生としか練習ができないが、同じ泊親会の選手とはいえ、道場はそれぞれ違う道場の選手たちと一日中稽古ができる。 せっかくだから、違う道場の選手を稽古相手に選んで稽古しよう。 きっと、新しい発見があるに違いないよ。
形の稽古は「平安形」から指定形の稽古へ移っていく・・・ 一日中形の稽古なんてゾッとする・・・ずーと中腰の状態が続くんだからね・・・(汗!) でも、子どもたちの選手たちは、黙々と稽古に励む。 先生に注意され、励まされ・・・
組手の稽古も突きや蹴りの稽古が続き、ステップの取り方、距離の測り方など先生たちの経験と稽古の仕方を子どもたちに伝えて稽古を進める。 先生たちは、さすが現役大学生たちだ。 言葉だけでは無く、動きを見せて指導してくれる。
現役先生たちは言葉で伝え、技を見せ、さらに組手の相手をしてくれる。 こんな贅沢な稽古は無いと思う。 実際に相手をしてくれる稽古は、自分の早さ、動きのキレなどが一目瞭然・・・自分がどれだけ遅いか・・・自分の動きが、どれだけ読まれてしまっているか・・・すごくわかる・・・
さぁ・・・実際に組手の練習試合だ。 今日、教わった技を出すんだ! ガンガン行け! 練習試合なんだ、勝ち負けじゃない! 今日教わった技は最初からできる訳じゃ無い! 何度も何度も反復練習・・・違う道場の選手たちと何度も、何度も・・・
選手たちも熱が入って来たぞ! 道場の気温が数度上がったような気がする。 試合が終わった選手は、道場の片隅で思い返す・・・ 何が良かったかを・・・何が悪かったかを・・・ そして、一人黙々と練習する・・・ 
形の道場も気温が上がって来た! 先生たちが個別に指導してくれる。 「ここに力を入れるんだ!」「ここは素早く動け!緩急だ!」と・・・ 形の先生も実際に動きを見せてくれる。 百聞は一見にしかず・・・ さぁ、最後の追い込みだ。 今日教わった事を一つ、一つ思い出し、最後の仕上げだ!
今日一日稽古をした選手たちに聞きたい・・・今日の稽古は一所懸命にできましたか? 実りある稽古になりましたか? その答えは、きっと次回の大会で見られることであろう・・・汗だくになって、ヘロヘロになって稽古したんだから。 今日参加した選手たちの今後に期待する!

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