TOP > 令和4年度 第1回 泊親会強化選手合同稽古会(静岡市葵区北部体育館)



令和4年5月21日(土)に日本空手道泊親会に所属する各道場・団体の選手たちが集まり、合同強化稽古会が行われた。 新型コロナ過の影響で、なかなかできなかった合同強化稽古会・・・やっと、開催ができました! 大勢の選手たちが集まり、内容の濃い、稽古会が行われた。
まだまだコロナ過の中にいるが、ワクチンのおかげなのか? コロナが弱毒したのか?わかりませんが、だいぶ落ち着いて来て、各大会なども細心の感染症防止対策の上、再開されて来ています。 そこで、今年の第一弾として「合同稽古会」を開催することができました。
コロナ過の影響で、練習は少人数で短い時間という制約の中で稽古をしてきた選手たち。 また、大会が開催されても無観客で選手の応援もできなかった保護者たち。 本当につらい2年間であった。 しかし、組手ではフェイスシールド着装、形では無言で行う形ではあったが大勢の選手が集まり練習ができた事に感謝したい。 
朝からワクワクが止まらない選手たちは元気いっぱいで集合してくれました。 この日は泊親会の選手だけでは無く、岐阜からの「和道会美濃」の選手たちも大勢集まってくれました。 岐阜から出稽古に来るなんて凄いですよね。 なんたって和道会美濃の選手たちは強い! 凄く強い! 
この日は「組手組」と「形組」に分かれて一日中稽古三昧。 形組の稽古ではマスク姿の選手たちが無言の気合いを出し、稽古する姿に感動! マスクをしていると「目」しか見えないので、形の稽古中の目線がいつもよりもハッキリわかるね。 目が泳いでいる選手はいないかな?(笑)
一方、組手組はメンホー(頭と顔面の防具)の口元部分に飛沫が飛ばない様に透明のシールドを貼り付けての稽古。 これが結構きつい・・・。メンホーにはもともと口元に空気穴が開いているが、それをふさいでいるから呼吸が苦しい上に、暑い・・・そんな状態でも休む事無く稽古を続ける選手たちに感動!
せっかく岐阜から来てくれた和道会美濃の選手たちと稽古できるのだから積極的に攻める練習をしよう。 普段、使わない技も繰り出し、どのくらい、その技が決まるのかを見極めよう。 ガンガン行け! 練習なんだから。
記者は基本と形の練習が嫌いだった・・・なぜかって? だって、凄くきついんだもん・・・。 保護者の皆様、また、このページを見ているみなさん、ちょっと考えて欲しい。 基本や形は写真を見てくれればわかると思うが、ずーーーと中腰なんです。 きついのわかる? 選手たちは一日中この練習をしている・・・凄い・・・
組手も防具を装着しているとは言え、突きが当たれば痛いし、蹴りが当たればズシッとくる。 基本的に寸止めではあるが、当たってしまうことはある。 お互いが積極的に前に出る、素晴らしい戦いをすればするほど当たってしまう。 正直、怖いよね。
それでも選手たちは一所懸命に稽古に励む。 せっかくの合同練習の機会だから。 応援してくれる先生や、親たちがみているから。 相手に負けたく無いから。 弱い自分の心に負けたくないから。 それが1年後、2年後への成長に繋がると信じる選手たち。
小さい小学低学年から一般の大人まで一同にかいし練習できる合同稽古会。 先輩たちの動きを見れ、その技の真似をし、また稽古できる。 先輩たちは小さい選手たちが一所懸命に稽古する姿を見て、自分も一所懸命になる。 合同稽古会にはそんなメリットもあるのではないか・・・と思う。
なんたって、負けても、負けても、何度でも試合ができるんだから。 こんなメリットは無い。 つまり、どんどん技を出して、どんどん前に出よう。 この日の外は雨模様の少々寒い日ではあったが、体育館の中は選手たちの熱気で熱かった。
この合同稽古会の準備をして頂いた清水道場の保護者の皆様には大変おせわになりました。 また、遠くから朝早く出発してまで参加をしてくれた「和道会美濃」の皆様ありがとうございました。 短い時間ではありましたが、内容の濃い稽古会ができたと自負しております。 皆様の今年のご活躍をお祈り申し上げます。
稽古の最後に中部学院大学空手道部の中路陽沙未選手(ニーパイポ)と、三島きり選手(パープーレン)が力強い形演武を見せてくれました。 一流大学生の演武を間近で見られるのは大変嬉しかったです。 子ども選手たちも真剣に見ていました。 きっと将来、見ていた子ども選手たちの中から一流の選手が出てくるのは間違い無い。

本部:日本空手道泊親会 本部 清水道場
    〒424-0052 静岡県静岡市清水区480
            
●サイトのご利用について  ●プライバシーポリシー  ●加入団体用ログイン
Copyright(C) 2015.nihon karate-do hakushinkai All Rights Reserved